こんにちは!
即時無痛インプラント協会代表 引き寄せ歯医者の原田幹夫です。
昨日 東京医科歯科大学主催で、何と47年間も歯科医院を開業されている長野県の歯科医師による講演がありました。
47年間というのはすごい数字です。
彼はただ47年間歯科医院を開業されてきただけではありません。
47年間真剣に患者さんと向き合ってきたのです。
実際、47年前といえば、歯周病の治療は今と比べるときちんとした方法がなかった時代です。
例えば、今から思えばびっくりなことなのですが、1970年代は何と大学病院の歯周病治療科で初診の歯周病患者さんが見えた時に、歯周病は歯石が原因だから と言っていきなり歯ぐきを開いて(フラップ手術)歯石を除去して縫い合わせるという処置をしていた時代です。
そんな中で彼はアメリカやヨーロッパ、特にスウェーデンの歯周病の治し方を学び続けてきました。
ただ、国の面積、人口、社会保険制度、国民性、食べ物などが全く違う国のものをそのまま取り入れても必ずしもうまくいきません。
実際、アメリカだったら訴訟を起こされるのを恐れて無理に残さず早めに抜く歯を時間をかけて残すように心がけてきました。
その結果、普通だったら抜いてもおかしくない歯をただ保存しただけでなく、30年以上も良い状態で保存することに成功してきたすごい歯科医師です。
とはいっても、彼が特に歯科治療のウデが良かったわけではありません。
信じられない結果を出し続けてきた理由は、基本的なことをずっとやり続けてきたこと、そして患者さんをきちんと定期的にメンテナンスし続けてきたことです。
それから、一部の方に誤解があるのですが、歯周病は歯周外科とか再生療法などをやらないと治らないとか、歯周ポケットが6ミリ以上の歯は歯周外科をやらないと治らないといったことは必ずしも正しくはないのです。
決して、歯周外科や再生療法を否定しているわけではありません。
原田歯科でも必要な方には歯周外科や再生療法を時々やります。
しかし実際は、2016年4月に東京医科歯科大学で講演された長野県の先生も原田歯科も歯周病患者さんの95%以上の方は手術をしなくても治しています。
先ほど この長野県の歯科医師のウデが必ずしも良くなかったのにきちんと歯周病を治してきたと書きました。
誤解のないように付け加えると、別に彼がヘタクソだったと言っているわけではありません。別に「神の手」を持っていたわけではないのに きちんと治してきたという意味です。
実はこれがとても大事なことです。
患者さんにとってもし国民病である歯周病を特殊な技術を持った歯科医師でないと治せないとしたら、そこの医院まで行かないといけません。
そういう医院が少ないと予約を取れるのが何か月も先になってしまうということが起こってしまうでしょう。
しかし、どこの歯科医院でも普通に治せるなら患者さんにとってとてもメリットがあります。
以前、千葉市の原田歯科では歯ぐきを切る手術をあまりやらないからと言って辞めていった若い歯科医師がいました。
しかし、歯周病は治っているのです。
誤解のないように付け加えると私、原田もアメリカ、スウェーデン、スイスなどで歯周病の治療方法を学んできました。
手術の方法ももちろん、学んできました。
そして、歯周治療の手術つまり歯周外科や再生療法で一番の問題なのは、術者のウデの良さ、つまり手術がうまいかどうかによって結果が左右されてしまうのです。
普通どこの医院でも、歯科医師が自分で自分のことをヘタクソとは言いません。
従って、患者さんはクチコミなどを頼りに良医を探すわけですが、なかなか大変なことです。
ここで歯周病の治療について整理しますね。
決して歯周外科や再生療法を否定しているわけではないし、原田歯科でも歯周外科や再生療法をしていると書きました。
また、きちんと定期的に管理・メンテナンスし続ければ歯周外科をした場合としなかった場合とで歯ぐきの健康状態に長期的にはそれほど大きな差がないこともわかっています。
また、何でインプラントの本なのに歯周病のこと、歯ぐきのことがこんなに書かれているかというとインプラントにも歯ぐき(インプラント周囲粘膜)があり、お手入れ・メンテナンスを怠ると歯周病(正確にはインプラント周囲炎)になりうるからです。
つまり、歯ぐきを健康に保って歯を長持ちさせることと、インプラントの周囲の粘膜(歯ぐき)を丈夫に保ってインプラントを長持ちさせることとは同じことをやれば良いのです。
また、歯周病の治療とインプラント周囲炎の治療もほぼ同じことをやればよいのです。
長期的に見て歯周外科をしてもしなくても結果がほぼ同じなら歯周外科をやらなくてよいのではないかという考えがあります。
実際は、歯周外科や再生療法には意味があります。
歯周外科や再生療法は比較的早く結果を得られます。
それに対して、外科をしない場合は良い状態になるのにかなり時間がかかります。
なので歯周病の歯でさらに歯の神経(歯髄)をとってあるとか、欠けてしまっている歯で早く冠をかぶせる必要がある時は外科処置をやったほうがよいです。
とにかくこれは大事なことなので再度強調しますが、外科をするにせよ、しないにせよ定期的な管理・メンテナンスをし続けることが歯やインプラントを長持ちさせるのにとても重要です。
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